良い隣人になって、共に生きる
 JNCMニュース
第15号 (
2009年9月29日更新

Japan Nazarene Compassionate Ministries
(日本ナザレン教団)
日本ナザレン国際援助委員会
所在地 : 153-0042 東京都目黒区青葉台4丁目7番6号

"Compassionate as a Christian life style" 
(キリスト者の共感の実践を実現していく働き)
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日本ナザレン教団
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photographed by NCM
フィリピンのマニラで台風による大水害

  現地で5つのナザレン教会が被災

9月26日の台風16号に伴う記録的豪雨で大規模な被害が出ているフィリピンの首都マニラで、現地のナザレン教会および教会員に大きな被害が発生しました。

フィリピンのナザレン教会理事長ボニファシオ・プランティロ師によりますと、現時点で少なくとも5軒の現地ナザレン教会が被災しており、教会堂が腰の高さまで浸水したとのことです。

タイの平原知之宣教師からの連絡では、平原師の妻セニー師の姪でフィリピンのノバリチェ地区に住んでいるドーティの家も流失し、彼女と家族全員は現在近所の公立学校に避難しており、今後当面は親戚の家に住むことになるとのことです。

マニラ市にあるナザレン神学校のキャンパスにも、近隣の30〜40家族が避難場所として来ています。
  
フィリピン政府筋によれば、一時的にマニラ市内の80%の領域が水没し、周辺地域を含めて本日(9月29日)時点で、死者数が少なくとも240人に増加しています。
一部の地域では水が引き始め、悪臭が漂うなかで瓦礫の撤去が始まっていますが、新たな台風が数日内にフィリピンに接近する可能性があるため、家屋などの本格的な修復に乗り出す住民はおらず、当局は食糧配布など、被災者への支援活動を急いでいると報道されています。
捜索救助活動は難航しており、死者や支援を必要としている被災者の人数は不明ですが、赤十字はマニラが位置するルソン島のみで、最大30万人が避難を余儀なくされたと見ています。
これに対し、NCM(ナザレン・コンパショネート・ミニストリーズ)アジア太平洋地域事務所では、直ちに緊急支援の開始を決定し、食料と飲料水、更に毛布や衣服などの物資支援に着手しています。

そこでJNCM(日本ナザレン国際援助委員会)では、日本全国のナザレン教会の皆様に、緊急支援のための献金をお願いすることと致しました。
しかし募金が集まるには時間がかかるので、とりあえずJNCMの積立金の中から緊急援助金として、まず30万円を送金しました。
完全な復興には時間がかかり多くの支援が必要になるものと思われます。
各教会からの募金が集まった時点で、更に送金したいと考えています。どうかフィリピンのナザレン教会の兄弟姉妹を覚えてお祈り下さい。

(募金は各教会単位で「JNCMアジア災害支援」として、他の本部納入金と共に教団本部あて送金をお願いします。)

  洪水の後のマニラのナザレン神学校の様子
JNCM事務局
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編集管理責任者 松川 卓