良い隣人になって、共に生きる | |||||||||||
JNCM 震災関連ニュース | Japan Nazarene Compassionate Ministries (日本ナザレン教団) 日本ナザレン国際援助委員会 所在地 : 153-0042 東京都目黒区青葉台4丁目7番6号 |
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"Compassionate as a Christian life style" (キリスト者の共感の実践を実現していく働き) |
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ワーリック監督、ワード局長が被災地へ 4月25〜27日、米国総本部のワーリック監督、アジア太平洋地域のワード局長が 過激なスケジュールでJNCMメンバーと仙台〜石巻方面を訪問しました。 石巻にて 心を開いて下さった地元の方 韓国からこられたボランティアの方々と 米国からの支援物資を現地配給しているサマリタン・パース(良きサマリア人) 仮ストック倉庫にて 仙台富沢教会にて 4月14日 震災と向き合う仙台富沢教会 3.11大震災で建物に亀裂が入ったものの倒壊、津波による流失を免れた仙台富沢教会の阿部頌栄牧師は、震災後直ちに近隣住民の方々に教会のお風呂を提供、オール電化の利点を活かしガス供給が途絶えたままの近隣住民に大変喜ばれ、ガス開通までにのべ200名もの利用がありました。同時に阿部師は若干名の仙台キリスト教連合牧師(超教派)らと共に被災支援ネットワーク「東北ヘルプ」を立ち上げ、その中心メンバーの一人として連日食事をする暇も無いほどの多忙な毎日を送っています。 続々と被災地へ 4月に入り東北自動車道が再開されるや否や、ナザレン教団の石田学理事長が仙台に急行、仙台では入手できなかった生活物資を満載して届けると同時に、被災地の状況を視察しました。ついで4月6〜8日篠澤俊一郎師と久米淳嗣師がJNCM先遣隊として現地入り、阿部師の働きで「東北ヘルプ」との関係が構築された東松島市の行政と接触、復興に向けたナザレン教団によるボランティア派遣の方策について極めて具体的な検討が開始されました。結果ナザレンのボランティア派遣の第一弾としてはJNCMの末岡兄、久米牧師を責任者として、ゴールデン・ウィークに客足が途絶えた現地クリスチャン系民宿を宿泊拠点とし、被災地家屋の泥かき作業、避難所で暮らす人々への奉仕などを実施することが決定されました。これは5名×2班=10名程度の小規模で試験開始し、ナザレンとしての第二弾のボランティア活動は夏よりNYI等の奉仕者参加などを更に本格化させてゆく計画です。 海外からの祈りと献げもの 米国ナザレン本部からはNCMを通じ直ちに支援金5万ドルの送金連絡があり、次いで医療支援はじめ数々の具体的支援の申し出がありました。4月25日より27日までナザレングローバル総監督ワーリック博士とアジア太平洋局長ワード師が来日、仙台被災地と亀裂が生じた目黒の教団本部ビルを視察予定となっています。米国のみならず世界のナザレンファミリーからの祈りと献金の申し出があり、例えば米国ノース・カロライナ州のナザレン教会CS生徒さん達から励ましの手紙をいただいたり、日系米国人の方々から可愛い小物が送られたりして、順次富沢教会を経由して避難所の方々にお届けしています。 教団的対応 日本ナザレン教団は、超教派を通じた被災地教会への復興支援も同時並行で行っています。先に紹介した被災支援ネットワーク「東北ヘルプ」への継続的献金支援に加え、連合女性会の呼びかけに応えて福島第一原子力発電所の隣に立地し被災した福島第一聖書バプテスト教会の佐藤彰師(避難中)への支援献金、日本福音連盟のうち特に大きな被害を受けた教会をかかえているウエスレアン・ホーリネス、基督兄弟団、基督聖協団、日本イエス、フリーメソジスト、ホーリネスの6教団に対する献金などを順次実施しつつあります。また深刻な被害を受け耐震対策が急務となっている本部ビル問題については教団理事会、神学校、目黒教会の三者の代表による対策委員会による協議が開始さており、今後教団的課題として具体策が絞り込まれてゆく見込みです。 JNCMは未曾有の災害に対応できるよう事務局員を増員、事務作業や翻訳も含めた信徒ボランティアを広く募集しています。富沢教会では教会から3kmの長町駅付近に4000戸の仮設住宅建設計画が急ピッチで進んでいますが、阿部先生は今後その仮設住宅の人たちとかかわってゆきたいとも願っておられます。ナザレン関東地区牧師会では、仙台で活躍する富沢教会のために百万円の活動支援献金の送金や被災地で膨大な火葬のお手伝いをしている阿部牧師へのガウン寄贈などを決定しました。 限られた紙面で復興支援に関する教団活動の全てをお伝えできませんが、今後とも順次情報をお伝えしてゆきます。特に夏のボランティア派遣については、ゴールデンウィーク先遣隊の経験を踏まえて鋭意具体的プランをご通知し募集してゆく予定です。現時点で既に祈りのうちに国内約30箇所のナザレン教会から170万円を超えるJNCM献金が送られており心から感謝申し上げます。 (教団理事会及びJNCM事務局より) 4月2日 仙台関係情報 石田学理事長ご夫妻が4月1日に仙台富沢教会に阿部頌栄牧師を訪ね、 仙台港周辺を見てこられました。 これは港から少し内側に入った地帯の写真です。 富沢教会では阿部先生と、お二人の信徒の方が待っていて下さり、 小山教会からの支援物資(雑貨類、紙類、卵、牛乳その他)を届け、再会を喜び合いました。 写真は、富沢教会で、小山教会からの支援物資を渡したところです。 富沢教会の被害写真です。 富沢教会の内壁、実際の被害状況は、壁を開けないとわからないとのことです。 災害支援ネットワークの事務室(YWCA内)を訪ね、 仙台キリスト教連合川上直哉牧師(広報担当)と懇談の時を持たれました。 ついで、日本キリスト教団東北教区センター・エマオを訪ね、 同教団支援センターの代表者から話をうかがわれました。 石田先生は、次のように語られました。 「津波の被害を目の当たりにして、言葉もありませんでした。 映像で見るのと現実は、まったく異なっていました。 津波の被害にあった場所は、木材と車が泥の海に呑み込まれていました。 わずか数キロ離れると、地震などなかったかのような市街地です。 まったく別の世界が隣り合わせに存在していました。」 また、仙台富沢教会の阿部頌栄先生はメールで次のように語られました。 「現在の仙台、被災地は、津波被害のあった地域となかった地域での格差が表面化しつつあります。 精神的にも、経済的にもケアが必要なのは、まさにこれからです。 今後ともご協力をよろしくお願いいたします。」 JNCMの対応 (献金の御願い) JNCMではこの大災害に対する対策として、 祈 り 御慈愛深い天の父なる神様 どうか、今救助を必要としている全ての震災被害者の方々に、一刻も早く救助の手が届き、命守られて、寒さと痛みと恐怖の中から、救い出されることができますように。 神様、今治療を必要としている、すべての負傷者の方々が、適切な治療を受けることができ、心と体の傷に癒しを与えられることができますよう。 神様、今援助を必要としている何十万人という被災地の人々に、必要な物資と避難場所が提供されますように。 一瞬にして全てを奪われた人々の魂に、あなたが慰めを与えて下さいますように。 神様、どうか私達一人びとりに、今同じ日本人として助け合うために、必要なことを成し遂げる、聡明な判断力と実行力を与えて下さいますように。 神様、どうか日本の国が今受けている、この信じられないような打撃の中から、私達は復興することができますように、また、ありとあらゆる自然災害に対する備えを強めてゆくことができますように。 主イエス・キリストの聖名により祈ります。アーメン |
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