良い隣人になって、共に生きる
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(2006年3月まで)
Japan Nazarene Compassionate Ministries
(日本ナザレン教団)
日本ナザレン国際援助委員会
所在地 : 153-0042 東京都目黒区青葉台4丁目7番6号
"Compassionate as a Ceristian life style" 
(キリスト者の共感の実践を実現していく働き)
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インドネシア地震    2006年5月31日


インドネシアで活躍している宣教師が以下のレポートを送付してくれました。このレポートにはインドネシアの教会がこの地震に対して応答しているか食料等を供給しているかが報告されています。

皆様にあいさつを送ります。私たちのために祈り、お金を送り、手紙を送ってくださっていることを感謝します。今日は雨が降っていません。 現在のところ余震もありません。また食料もありません。買い物に行こうとは思いません。数店あいている店はあるのですが、おそらく自分やほかの人のために多くの人が買い物しているに違いありません。ですから出かけるのを躊躇しています。

同僚の家族が「ブログ」と呼ばれる政府の食料貯蔵の倉庫で働いています。これは政府によって経営されているデパートのような場所です。そこに行くには一時間くらいかかりますが、そこは地震の影響はないようです。私たちはそこに米200ポンドと卵、料理油を注文しました。さらに注文して教会が貯蔵場所兼供給場所になれればいいと思っています。さらに幸いにもブログが私たちのキャンパスまで荷物を届けてくれるのです。ですからそれを取りに行かなくてもいいのです。これはとても助かります。私たちは砂糖、卵、油を手に入れることもできます。確かに肉や野菜はまだありません。何とかしなければなりません。私たちは市内におりますので、ほかの町同様、食糧は外側から町の中へ入ってきます。しかし地震でそこがやられてので食糧難ということになります。市場を通ってもほとんど開いていない状況です。

私たちは委員会を作り、その日の活動を評価するために午後4時30分に集まることにしています。さらに次の日に何をするのかを考えるようにもしています。以下は今日の会議における報告です。

クラテン(Klaten)のルジャックガダンガン(Rujak Gadangan) この地点を立てあげようとしているところです。そこに巨大なテントをはります。そこに皿、テーブル、椅子、プラスチックのお皿、コップ、木製の調理台、フライパンをおきます。3日後までには、一日一度の暖かい食事を500-60人に供給できればと尾も増す。特に2つの地域に住む人々を対象にしています。
2. ヨグヤ(Yogya)第1教会はヨグヤの東側に位置し、ブジャクガダンガンもヨグヤの東側に位置しています。ですからヨグヤ第1教会はとても大切な役割を担うことになります。特に一日、二日、料理できる方の助けが必要です。また若者でチームを組んでそこで寝泊りし、盗難を防ぐことが必要になります。残念なことに多くの人が盗難にあっています。車で乗り付けて盗む物を物色している人々がいます。昨晩、私たちの住んでいるところでも、牛が盗まれてしまいました。夜には見張りをつけました。15分ごとにキャンパスを一周します。まわりを囲んでいた壁が地震で壊れてしまいましたので危険にさらされないかと心配です。壁は早急に修復しなければならないのですが、ほかにも重要なことは多くあり、最優先事項ではありません。

私たちはルジャク(Rujak)の子どもたちを助けることに集中したいと思います。ここは日曜学校の60人の生徒がおります。多くの人々が送ってくれたクレヨンや鉛筆があり、子どもたちと一緒に時を過ごしたいと願っています。こうすることによってご両親が安心しますし、自分の家の修復に集中できるからです。

3. 聖書学校 私は聖書学校の学生たちを誇りに思います。地震後、勇敢に問題とかかわり、重労働をしました。隣人に対しても善意を示しています。チームを組ませて、外に送り出します。懸命に働いてくれています。 私たちの子どもたちも屋根にのぼり、瓦を取りさり、家を倒します。今日は4軒家を倒して再建に備えました。この作業は続けたいと思います。一区画に10軒から20軒の家があります。この地区では66軒が激しく破損しています。清掃したいと願います。

また私たちは学生たちを車に乗せて、町のカトリック病院へ送り届けました。私たちの学校は、政府から認可されて、患者にカウンセリングを行うことができる数少ない機関です。私たちの学校の学生が訪問し、慰め、犠牲者にカウンセリングを行うことができます。 このような活動は将来も続けることができるものだと思います。

また公衆台所を開設します。そして毎日150-200の食料を用意します。特に家の外側に避難している人を助けることができます。

 私たちは子どもたちの活躍を幸いに思います。彼らの姿勢が変わりました。2日前、彼らは恐れており、家に帰りたかったのです。投票して、すんでのところで家に帰る決断をするところでした。彼らは牧師に家に帰りたい旨を告げていたのです。しかし、今や、彼らはこのすばらしい牧会に欠かせません。他者を手伝っているのです。彼らは午後4時にキャンパスに戻ってきましたが、疲れきっていました。重労働だったのでしょう。しかし彼らの目は輝いていました。神の愛に応答しているのです。神さまが彼らの心の中を変革してくださったのです。

4. バントフルグロイアナザレン教会 Bantul--Gloria Church of the Nazarene: 私達は直接連絡をとったわけではありません。連絡をとったのですが留守でした。バントフル地域のどこかで活動をしているはずです。彼らがどのような活動をしているのか、またどのような援助ができるのか何とか連絡をとってみます。

5. 将来の計画  クロンプロゴ(Kulon Progo)から来た警備員からこの地域の被害の大きさを聞いています。どのような援助が既になされ、いかに援助できるかを調査中です。

以上が現在の状況です。この業に参画しようとしていてくださることを感謝します。今一つの段階が終わったばかりです。これからさらに継続して活動をしていく予定です。その祭皆さんもともに私たちと歩んでください。わたしたちは現在皆様ができないことをしています。しかし、皆さんのもとには私たちにはない資源があります。共に手を携える時に神は世界の片隅の被害にあった地域におて違いをもたらすことができるのです。

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