良い隣人になって、共に生きる
 JNCMニュース
第17号 (
2010年1月15日更新

Japan Nazarene Compassionate Ministries
(日本ナザレン教団)
日本ナザレン国際援助委員会
所在地 : 153-0042 東京都目黒区青葉台4丁目7番6号

"Compassionate as a Christian life style" 
(キリスト者の共感の実践を実現していく働き)
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アジア災害既報
日本ナザレン教団
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photographed by NCM
ハイチ地震速報



中南米カリブ海にあるハイチで2010年1月12日午後5時53分(現地時間)、マグニチュード7.0の大地震が発生しました。
震源地は約200万人の人口が密集する首都ポルトープランスから約15キロ南西と近接しており、大規模の死傷者が発生している模様です。
現地では大半の建物に加えて病院なども倒壊し、下敷きになった住民の助けが求められています。
大統領府や国会議事堂も倒壊し、行政機能が麻痺状態にあるとの情報もあります。

ハイチは世界最貧国の一つですが、9万人を超えるナザレン教会の信徒がおられ、世界でアメリカに次いで2番目に大きなナザレンの群れがいます。
ナザレンのカリブ地区からの1月14日時点での連絡によりますと、タブレのナザレン教会では少なくとも5名の教会員が死亡されたとのことですが、まだ大半が不明な状態です。

米国に緊急避難してきたナザレン関係者も、現地は死傷者にあふれ、主だった建物や樹木は倒壊し、ナザレン信徒の行方がいまだ全くわからないと語っています。

現地ペチョンのナザレン神学校では幸いにも被害は比較的少なかったものの、水、食料、燃料が配給制に切り替えられ、しかも在庫が底をつきつつあるとの連絡がありました。

米国NCMでは、緊急援助を決定、世界のナザレンに向けて緊急の募金の呼びかけも始まりました。
JNCM(日本ナザレン国際援助委員会)は本来の募金活動範囲をアジア太平洋地区と定めていますが、今回
@ハイチが世界第二のナザレン信徒数にあり、ナザレンの重要国であること。
Aハイチが世界の最貧国の一つであること。
という理由により、緊急送金を行うことと致します。

昨年9月に、フィリピンの台風被害、サモア地震、スマトラ地震が発生した際、JNCMは、全国の教会からの献金が集まるには時間がかかるため、先に30万円($ 3,289.12)緊急送金を行いました。
その後、3ヶ月間で、緊急送金金額を上回る献金を全国の教会から送っていただきました。
この残額をアジア災害支援のため追加送金する予定でしたが、今回のハイチ地震で、ナザレン教会員の被害が甚大なものになる可能性を考慮し、その一部をハイチに緊急送金すべく検討を行っています。
日本全国のナザレン教会の皆様の御理解をいただきたく、よろしくお願い致します。
                                    (2010年1月15日)

JNCM事務局
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編集管理責任者 松川 卓