良い隣人になって、共に生きる
 JNCMニュース
第11号(2007年8月号)

Japan Nazarene Compassionate Ministries
(日本ナザレン教団)
日本ナザレン国際援助委員会
所在地 : 153-0042 東京都目黒区青葉台4丁目7番6号

"Compassionate as a Christian life style" 
(キリスト者の共感の実践を実現していく働き)
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photographed by NCM
JNCMへの更なるご理解を  JNCM委員長 松田基子
 日本ナザレン教団においても、世界ナザレン教会の働きの一環に加わり、JNCM(日本ナザレン国際援助委員会)が2001年に発足し、年々その働きが拡がりつつあることを心から感謝します。
 私たちは主の愛に応えて、冷たい水一杯(マタイ10・42)を献げたいといつも思っています。一人ひとりでは小さなコップ一杯の水ですが、一杯の水を受け付けてくれる所があり、それが集められて大きな働きに変えられていくことは大きな喜びです。
 この6年間、アフガン難民、9・11テロ被災、新潟地震、スマトラ沖地震、ハリケーン・カトリーナ被災、パキスタン地震、ジャワ地震等の災害に伴う義捐金から、タイでのエイズ患者援助、ラフ族教育等の継続的なプロジェクトへの献金まで様々な活動がなされてきました。これも皆様方からのコップ一杯の水が集められ、大きな働きをなしてきました。感謝いたします。
 また、この事に労してくださった、事務局長の坂本誠師を始めとする事務局の方々に心から感謝いたします。
 さて、今年度から、新たに事務局長を松川 卓師にお願いし、事務局も新たなスタッフを加え、より一層の活動を行いたく願っています。JNCMの活動に関して、皆様のご意見、ご希望、お考えなど、事務局にお寄せくだされば幸いです。
 皆様にはJNCMへの更なるご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
現実問題に対処するJNCM 事務局長 松川 卓
 いつもJNCM(日本ナザレン国際援助委員会)の働きをおぼえて祈り、お献げ下さる教団の全ての皆様に心から感謝しております。このたび、長らく事務局長の重責を担ってこられた坂本誠先生が任期を満了されたため、交代を命じられ、固辞しきれずお受け致しました。私は極めて無能ですが微力を尽くす所存でございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
 大災害の報道を見、あるいは街中でホームレスの方の前を通行し、何とかしなければと心責められつつも、なかなか実際には良きサマリア人のような善行が実践できないのが平素の私たちの姿です。理由は、パウロも「善をしようとする意志は、自分にあるが、それをする力がないからである(ロマ書7 ・18)」と書いているように、私たち個人は、自分ひとりだけでは力不足であり、恐れや不安が実際の行動を躊躇させ、しかも持続力にも欠けるせいではないかと感じます。
 JNCMの働きは、この理想とかけ離れた現実に対処するために、ナザレンが群れとして決断し、組織的な援助活動を主にあって実行するための機関です。募金活動のみならず、情報収集と広報活動、世界との対話交流を行なう中で、ナザレンの一人ひとりがJNCMを通じて世界とつながり、皆さまの善意を実現し、皆さまの力を真に活かし役立てることができる機会を提供したいと存じます。どうかJNCMの働きに、ますます積極的に参与下さいますことをお願い致します。

愛をもって共に生きる  事務局(外交・会計) 江頭真彦
 2007年度のJNCM事務局員に招かれました、江頭です。引き続きのご指名に、改めてJNCM事務局員として、ナザレン教会のコンパッショネート(愛をもって共に生きる)ということを考え、祈らせていただきました。"Compassionate as a Christianlife style" という表現がNCMのテーマとして示されています。
 キリスト者として救われた私たちは、ある者は宣べ伝え、教え、ある者は病を癒し、ある者は子どもを愛し育てています。そのような生き方に加えて、聖書は最も弱い人、最も貧しい人を愛するのは、主イエスを愛するのである、と全ての救われた者に救われたものとしての生き方を示してくださいます。見て見ぬ振りをするのでなく、サマリヤ人が行った行為が愛するということであるとイエス様は教えられました。一人ではなかなか出来ないこのようなキリスト者の生き方をナザレン教会として奨励してゆく働きが日本ナザレン国際援助委員会(JNCM)であると示されています。
 そのために具体的に何をなすべきかを、これからも皆様と話し合ってゆけるように努力したいと思います。よろしくご協力をお願いいたします。
海外活動経験を活かす 事務局(外交) 末岡直樹
 大阪桃谷教会の末岡直樹と申します。
 私は、青年海外協力隊(JOCV)の隊員として1992年から2 年間、ヨルダンでボランティア活動をしていました。その活動の後の2000年から2 年間、国際協力機構(JICA)のボランティアコーディネータとして、アフリカのザンビア共和国に派遣されました。さらに技術協力専門家として2005年から1年間モンゴルに派遣され、活動しました。
 この度、上記の経験を活かすべく、教団理事会からJNCM事務局員として活動するように要請があり、事務局に加わりました。 これまで特定の宗教や政治的な立場で活動することが許されませんでした。ナザレン教会のとして、これからどのようにして国際的な支援活動をしていけばいいのか、わからない点もまだくあります。このような小さな者ですが、これまでJNCMで活動されてきた委員の方々のご指導とこれまで行われてきた尊いきを学びながら、委員会活動に加わり、何がしかの形で貢献していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

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編集管理責任者 松川 卓