良い隣人になって、共に生きる
バックナンバー
(2006年3月まで)
Japan Nazarene Compassionate Ministries
(日本ナザレン教団)
日本ナザレン国際援助委員会
所在地 : 153-0042 東京都目黒区青葉台4丁目7番6号
"Compassionate as a Christian life style" 
(キリスト者の共感の実践を実現していく働き)
 HOME 

 良い隣人になって共に生きる

                             JNCM委員長  斉藤 清次

日本ナザレン教団が国際援助活動を開始したのは、第54回年会を経た2001年4月のことでした。ナザレンコンバッシオネート ミニストリー(NCM)は、早くからその活動を始め、世界の地震・水害等の災害地への援助、戦争による難民、飢餓に対する食糧や自立援助、伝染病などの疾病には医薬品の提供、そして、貧しい地域の人々に対しては教育の機会の与えたり、施設建築の援助を行ってきました。


 また、日本ナザレン教団派遣の平原宣教師が奉仕するタイ現地へのJNCM委員会の視察、さらには第56回年会期間中に、平原宣教師夫妻が取り組んでおられるタイでのエイズ患者援助や啓蒙活動を映像をとして見る機会が与えられました。戦後のアフガニスタンやイラクのみならず、困難な状況におかれている人々に愛の手をさしのばすことは、イエス・キリストの御心にかなうことであり、教会が社会的責任の役割を果たすことはまことに当然のことと言わなければなりません。


イザヤ書は次ぎのように記しています。「飢えた者に、あなたのパンを分け与え、さすらえる貧しい者を、あなたの家に入れ、裸の者を見て、これに着せ、自分の骨肉に身を隠さないなどの事ではないか。そうすれば、あなたの光が暁のようにあらわれ出て、すみやかにいされ、あなたの義はあなたの前に行き、主の栄光はあなたのしんがりとなる」58:7?8、便徒パウロも「すなわち、この援助を行った結果として、あなたがたが、キリストの福音の告白に対して従順である一一−−」2コリント9:13 とあり、この働きは単なる愛の援助活動と言うにとどまらず、私たちの救い主イエス・キリストに対する信仰告白と深い関わりのあることを明らかにしています。


 日本ナザレン教団国際援助活動の働きは始まったばかりですが、全国ナザレン諸教会各位の祈りとご献金に対して感謝し厚く御礼申し上げます。さらに、ご理解、ご協力を頂いて、この後も力強い働きを進め、今日の世界において「良い隣人になって、共に生きる」ことにより、キリスト者としての証を立てたいとぞんじます。


 委員会で奉仕されるお−人びとりのためにお祈り下さい。 皆様の上に主の豊かな御祝福をお祈り申し上げて、ご挨拶とします。

BACK
日本ナザレン教団
JNCM 日本ナザレン国際援助委員会 (事務局)
所在地 153-0042 東京都目黒区青葉台4丁目7番6号